人馬
じんば
名詞
標準
man and horse
文例 · 用例
わが行軍の日は憩はず人馬先に爭ひ走りて輜重は泥濘の道に續けり。
— 萩原朔太郎 『南京陷落の日に』 青空文庫
時計屋の店には明るくネオン燈がついて、一秒ごとに石でこさえたふくらふの赤い眼が、くるっくるっとうごいたり、いろいろな宝石が海のやうな色をした厚い硝子の盤に載って星のやうにゆっくり循ったり、また向ふ側から、銅の人馬がゆっくりこっちへまはって来たりするのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
そして最後に、漸く人馬の足跡のはっきりついた、一つの細い山道を発見した。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
円錐形にそびえて高く群峰を抜く九重嶺の裾野の高原数里の枯れ草が一面に夕陽を帯び、空気が水のように澄んでいるので人馬の行くのも見えそうである。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
あたりを見るとかしこここの山の尾の小路をのどかな鈴の音夕陽を帯びて人馬いくつとなく麓をさして帰りゆくのが数えられる、馬はどれもみな枯れ草を着けている。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
時計屋の店には明るくネオン燈がついて、一秒ごとに石でこさえたふくろうの赤い眼が、くるっくるっとうごいたり、いろいろな宝石が海のような色をした厚い硝子の盤に載って星のようにゆっくり循ったり、また向う側から、銅の人馬がゆっくりこっちへまわって来たりするのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
○千住の大橋は千住駅の南組中組の間にかゝれる橋にして、東京より陸羽に至る街道に当るをもて人馬の往来絶ゆることなし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
西北隣のロシアシベリアではあいにく地震も噴火も台風もないようであるが、そのかわりに海をとざす氷と、人馬を窒息させるふぶきと、大地の底まで氷らせる寒さがあり、また年を越えて燃える野火がある。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
作例 · 標準
戦場では、人馬一体となって敵に立ち向かうことが求められた。この絵画は、躍動感あふれる人馬の姿を描いている。「わあ、あのキャラクター、人馬の姿をしてる!かっこいい!」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
centaur
作例 · 標準
ギリシャ神話に登場するケンタウロスは、人馬一体の姿をしている。ファンタジーの世界では、人馬の種族がしばしば登場する。「このファンタジーRPGには、人馬のキャラクターもいるんだね!」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite