身分け
みわけ
名詞
標準
文例 · 用例
「私が死ねば、これをお前さんたちみんなに片身分けにあげるんですよ。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
田舎の母親が、もう片身分けの見立てでもするように、座敷でいろいろなものを拡げて見ていた。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
こうして実は、阿母さまの形身分けも、取ってある……」 と兄は嫂にいい付けて、箪笥の抽斗を、あけて見せました。
— 橘外男 『仁王門』 青空文庫
自分は彼の思ひ出に最後に会つたこの晩彼が着てゐた着物を片身分けとして貰ひ受けた。
— 佐藤春夫 『芥川龍之介を憶ふ』 青空文庫