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ピリッと

ピリッと異読 ピリっと・ぴりっと
副詞動詞-サ変
1
標準
tingling
文例 · 用例
初冬の山と幾分か軽く視て、雪中の登山服装というほどの準備もしていなかったため、幾重の衣も徹されて、腹から股にかけ、薊で撫で廻されるような疼痛を感じ初めた、唇はピリッとして、亀裂するかと惑われ、その寒さにわなわなと骨髄から震動した。
小島烏水 雪中富士登山記 青空文庫
こういう場合、嫌疑が、すぐ自分にかゝって来ることを彼は即座に、ピリッと感じた。
黒島傳治 青空文庫
そこへのアメリカの策動が、どんな意味を持っているか、それは日本人なら、云わずとも、すぐ神経にピリッと来る筈だ。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
唇がピリッとしてからだがブルブルッとふるひ、何かきれいな流れが頭から手から足まで、すっかり洗ってしまったやう、何とも云へずすがすがしい気分になりました。
宮沢賢治 よく利く薬とえらい薬 青空文庫
豹吉が雪子に興味を抱いているらしいことは無論知っていたが、しかし、はっきり豹吉の口から聴いてみると、改めて嫉妬があり、「ただでは済ませるもんか」 という自尊心のうずきが、お加代の額にピリッと動いた。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
眉間に皺を寄せて、複雑な顔を作ろうと思うのだが、ピリピリッと皺が寄ったかと思うと、すぐに消える。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
しばらくして、ピリピリッとおなかのあたりが波をうったと思いますと、クロは四つんばいになって、おりの中をこまのようにくるいまわりました。
新美南吉 正坊とクロ 青空文庫
五 木崎ににらみつけられて、陽子の眉はピリッと動いた。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
作例 · 標準
このカレーは香辛料が効いていて、口の中がピリッと辛い。
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寒い日に熱燗を一杯飲むと、体がピリッと温まる。
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彼はコーヒーを一口飲むと、その苦味に舌がピリッとした。
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