幻辞.com

おあつらえ向き

おあつらえむき
名詞-の形容詞
1
標準
perfect (for)
文例 · 用例
しかし、そんな風な、まるでおあつらえ向きの条件になった原因を考えると、小沢はやはりその娘の体に触れることが躊躇された。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
しかも二畳と三畳と六畳の三間で家賃は一円二十銭と書いてあったので、これはおあつらえ向きだと喜んで、すぐにその路地へはいってみると、思ったよりも狭い裏で、突当りにたった一軒の小さい家があるばかりだが、その戸袋の上にかし家の札を貼ってあるので、かれはここの家に相違ないと思った。
岡本綺堂 月の夜がたり 青空文庫
師匠に当日叱られたということが、かれらに取ってはおあつらえ向きの材料で、お紋の母はそれから趣向をうみ出して、一個の狂言作者となりすましたのであった。
半七先生 半七捕物帳 青空文庫
おあつらえ向きにできてやがるね。
開運女人地蔵 右門捕物帖 青空文庫
ご高家仕えのご用人さんだから荒っぽい痛み吟味もできねえし、どうしたもんだろうとひと汗絞るところだったが、万事がおあつらえ向きだ。
明月一夜騒動 右門捕物帖 青空文庫
日にしたらちょうど十三日、普通ならば十三夜の月が、今ごろはまぶしいほどに中天高く上っているべきはずですが、おりからの曇り空は、かえって人さらいの下手人をおぴき出すにはおあつらえ向きのおぼろやみです。
南蛮幽霊 右門捕物帖 青空文庫
むかしの芝居は幕間が長いから、こんな討論会にはおあつらえ向きです。
岡本綺堂 三浦老人昔話 青空文庫
お近さんという娘は子供のときからお父さんの仕付をうけていますから、こういう屋敷にはおあつらえ向きで、主人の首尾もよく、自分も満足して、忠義一図に幾年のあいだを勤め通して、薙刀や竹刀撃に娘ざかりの月日を送っていました。
岡本綺堂 三浦老人昔話 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「perfect (for)」である。
「perfect (for)」という意味で使われることが多い。
perfect (for)」という概念は重要だ。
その出来事は「perfect (for)」の良い例だ。
おあつらえ向き(おあつらえむき) — 幻辞.com