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朝潮

あさしお
名詞
1
標準
morning tide
文例 · 用例
小錦という大関だか横綱だかの白※の肉体の立派で美しかったことと、朝潮という力士の赤ら顔が妙に気になったことなどが夢のように思い出されるだけである。
寺田寅彦 相撲 青空文庫
ただ、常陸山、梅ヶ谷、大砲、朝潮、逆鉾とこの五力士のそれぞれの濃厚な独自な個性の対立がいかにも当時の大相撲を多彩なものにしていたことだけは間違いない事実であった。
寺田寅彦 相撲 青空文庫
4あな額白きわが友が、ひた走り入る湊江よ、朝潮はやく打よせて浪の音どよむ紀伊の海。
薄田泣菫 泣菫詩抄 青空文庫
もつともこの日人気の焦点となつた勝負は武蔵山と朝潮の一番で、立ち上つてから左四つになるまで、朝潮甚だしく優勢で、武蔵山は東二字口に寄りつけられ危く見えたが、これを残して左をさすと、朝潮の打つた例の強引の小手投げに乗じて、掬投げを打ち返し美事に武蔵山の勝となつたのである。
浜尾四郎 殺人鬼 青空文庫
「鳳」と「朝潮」とが取組み、一方が一歩を土俵のそとに踏み出せば、それで勝敗を決する規則であるが、世界中を土俵だとすれば、勝敗あるいは地を換えることもあるであろう。
新渡戸稲造 自警録 青空文庫
」 といつて、わたしは、朝潮だの、逆鉾だの、源氏山だの。
久保田万太郎 角力 青空文庫
「あの時代のものは大てい、もう……」石谷さんはそれにはこたへないで、「とにかく三十年といへば……」 朝潮も、源氏山も、大砲も、荒岩も、谷の音も、だれももう十年まへ、十五年まへ、二十年まへすでにこの世を去つた。
久保田万太郎 角力 青空文庫
まっすぐに月島を突っ切って朝潮運河をこえ、晴海。
片岡義男 彼のオートバイ、彼女の島 青空文庫
作例 · 標準
朝潮の例文