好き好んで
すきこのんで
表現
標準
by choice
文例 · 用例
」「それだって、乱暴な事を言ってさ、」「貴女が困っているものを、何も好き好んで表向にしようと言うんじゃない。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
なにが不足で、あがくのだろう、好き好んで苦しみを買っているのだ、人生の、生活のディレッタント、運がよすぎて恐縮していやがる、あんなたちの女があるよ苦労性と言ってね陰口だけを気にしている。
— 太宰治 『懶惰の歌留多』 青空文庫
誰が貴方、好き好んで出て来るもんですか?
— 石川啄木 『道』 青空文庫
学校なんかどうだっていいのだが、好き好んでよすにも当らないからな」と、いつものように、傲岸にいい放ちながら、にやりと青木に特有な、皮肉な、人を頭から嘲っているような、苦笑をもらした。
— 菊池寛 『青木の出京』 青空文庫
そうと眼がついているなら、なにも好き好んでふくれるところはねえんだ。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
「こったら冷ッこい水さ、誰が好き好んで飛び込むって!
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
彼にしても何も好き好んで小作地を手離したんぢやない、廣岡とちがひ、煙草を作つてゐない彼は、あの年貢では全くどうにもならぬので、泣く泣く手離したのだ。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
そろそろマイコンクラブの走りのようなアマチュアのクラブが生まれており、ネクタイにはまったく縁のなさそうなひげ面の連中が、仕事ではなく好き好んでマイクロコンピューターの使い方に頭を悩ませている。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
作例 · 標準
「好き好んで雨の中を歩くなんて、君も物好きだね」と彼は笑った。
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こんなブラック企業に好き好んで残る人なんて、一人もいないはずだ。
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彼は好き好んで独身を通しているのだから、周りがとやかく言う必要はない。
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