儒教的
じゅきょうてき
形容動詞
標準
Confucian
文例 · 用例
一體私達の感情から云へば、七尺去つて師の影を踏まずと云つたやうな儒教的道徳は、先生を餘に冷たく嚴しくする inhumane な道徳であつた。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
彼は其の儒教的支那思想を以てスマイルスの「自助論」を崇敬したり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
余は學海居士の批評に對して無用の辨を費やさんとするものにあらず、右に引きたるは、居士の批評法の如何に儒教的なるや、いかに勸善懲惡的なるやを示さんとしたるのみ、居士には居士の定見あり、そを評論せんは一|朝一|夕の業にはあらじ。
— 北村透谷 『「罪と罰」の殺人罪』 青空文庫
果して然樣であつたか無かつたか、恐らくは男女の事に就て非常にやかましい儒教的儀禮の桎梏を取りはづして、おほまかにしたといふ位の事かと想はれる。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
つまり東洋の儒教的感化と、露文学やら西洋哲学やらの感化とが結合って、それに社会主義の影響もあって、ここに私の道徳的の中心観念、即ち俯仰天地に愧じざる「正直」が形づくられたのだ。
— 二葉亭四迷 『予が半生の懺悔』 青空文庫
日本のこの種の再教育がいつも冷酷であり囚人扱いであり、従って効果をあげないのは日本の封建的なまた儒教的な形式道徳観が、指導者の心情に残っているからである。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
特に日本では、生物的面からの現実曝露が、儒教的な因習への社会的なたたかいとして意企され、一種の人間解放の動きであった。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
漱石が女性に対して抱いていた考えかたの中には、一貫して、彼のうけた儒教的教育と西欧的教養との相剋が見られる。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
作例 · 標準
彼の振る舞いは極めて儒教的で、常に礼儀正しく、目上の人への敬意を欠かさない。
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その古い村には、儒教的な道徳観に基づいた独自の習慣が今も色濃く残っている。
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儒教的な背景を持つリーダーは、独断を避け、周囲との調和を重視する傾向がある。
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