目の下
めのした
表現名詞頻度ランク #41103 · 青空 0 例
標準
below one's eyes
文例 · 用例
東の国の平野が目の下に望まれた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
僅にかえり見れば小き円きうつくしき虹の我身をめぐりて目の下に低く輝けるあり。
— 伊藤左千夫 『滝見の旅』 青空文庫
明治三十五年ごろ病気になった妻を国へ帰してひとりで本郷五丁目の下宿の二階に暮らしていたころ、ほとんど毎夜のように窓の下の路地を通る「花のたより、恋のつじーうら」という妙に澄み切った美しく物さびしい呼び声を聞いた。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
いづれ美人には縁なき衆生、其も嬉しく、外廓を右に、やがて小さき鳥居を潛れば、二の丸の石垣、急に高く、目の下忽ち濠深く、水はやゝ涸れたりと雖も、枯蘆萱の類、細路をかけて、霜を鎧ひ、ざツくと立つ。
— 泉鏡太郎 『城の石垣』 青空文庫
不気味で投出そうとするとずるずると辷って指の尖へ吸ついてぶらりと下った、その放れた指の尖から真赤な美しい血が垂々と出たから、吃驚して目の下へ指をつけてじっと見ると、今折曲げた肱の処へつるりと垂懸っているのは同形をした、幅が五分、丈が三寸ばかりの山海鼠。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
) といった婦人はもう一息、目の下に立って待っていた。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
その上、もう気がたるみ、筋が弛んで、早や歩行くのに飽きが来て、喜ばねばならぬ人家が近づいたのも、たかがよくされて口の臭い婆さんに渋茶を振舞われるのが関の山と、里へ入るのも厭になったから、石の上へ膝を懸けた、ちょうど目の下にある滝じゃった、これがさ、後に聞くと女夫滝と言うそうで。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
三岐を目の下にして、例の間道らしいのを抜けたと思ふが、横状に無理な崖をするりと辷つて、自動車の屋根を踏跨ぐか、とドシンと下りた。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
作例 · 標準
「目の下が少し青白いよ。今日は無理しないで早めに帰って休み」と上司が気遣ってくれた。
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美容液を指先で優しく馴染ませて、目の下の乾燥による小じわを念入りにケアする。
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目をこすりすぎたのか、目の下の皮膚が赤く腫れ上がってヒリヒリと痛む。
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標準
length (of a fish) from eyes to tail fin
作例 · 標準
今日釣り上げた黒鯛は、目の下で一尺二寸もある、この辺りでは珍しいほどの大物だ。
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市場の競りで「目の下何寸」という言葉が飛び交い、威勢の良い掛け声が響き渡っている。
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魚の全長を測る際、口先からではなく目の下からの長さを基準にする地域もある。
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