硬
こう
名詞頻度ランク #16360 · 青空 216 例
標準
hardness
文例 · 用例
〔こはドロミット洞窟の〕宮沢賢治こはドロミット洞窟のけ寒く硬き床なるを幾箇の環を嵌められし巨人の白き隻脚ぞかくて十二の十年は事なきさまに燃え過ぐる
— 宮沢賢治 『〔こはドロミット洞窟の〕』 青空文庫
かくてこそ、かの成巧者達が、大抵頸の硬い中庸主義者であり、殆んど理論なくカンでばかり体験し、苦労を咬み殺した人達であることが分ります。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
枯草は針金のやうに硬くて、トゲトゲとした檜か何かの森が遠くに見える。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
そこにはむやみと生硬の漢語や、俗悪で不自然な言葉のアクセントや、中学生じみた幼稚な興奮や、およそさうした類の低能な感傷的表情を、むやみと鼓張した態度で一本調子に並べたてられて居た。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
また他の者たちは、西洋詩の生硬な直訳を思はせるやうな、息苦しい悪い趣味の詩を発表して新らしがつて居た。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
結局それは、夫人の強硬な反対によって中止されたが、後でそれが有名な化物屋敷と解った時、夫人がほッと胸を撫でおろしたとは反対に、ヘルンは大変失望して、『ですからなぜ、あの家住みませんでしたか。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
――私の軛は軟くて硬い。
— 小林秀雄に 『小詩論』 青空文庫
そういう友達の中にも硬派と軟派と二種類あって、その硬派の首領株からはだいぶいじめられた。
— 寺田寅彦 『鷹を貰い損なった話』 青空文庫
作例 · 標準
この新素材は非常に硬(こう)が高く、ダイヤモンドに匹敵する傷つきにくさが特徴だ。
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金属の正確な硬(こう)を測定するために、研究室の専用試験機を使用する。
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焼き入れの温度を細かく調節することで、鋼の硬(こう)を自在に変化させる。
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