馬連
ばれん
名詞頻度ランク #32110 · 青空 22 例
標準
baren
文例 · 用例
其処彼処の弥次馬連ワイワイ、ワイワイ騒々しい事!
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
プラタナスの並樹で縁取った海岸の散歩道には、もう蟻ほどの大きさに朝の乗馬連が往き来している。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
僕も行ってみようかと思って門口まで出ると、あまりに混雑しては種々の妨害になるというので、岡の中途に縄張りをして、弥次馬連は現場へ近寄せないことになったと聞いたので、それでは詰まらないと引っ返した。
— 岡本綺堂 『こま犬』 青空文庫
表通りの弥次馬連は、なに事が起ったのだろうと、好奇の眼を輝かして私達のしぐさを見守った。
— 大阪圭吉 『寒の夜晴れ』 青空文庫
また事実、爆弾事件発生以来も彼は全然無関心な顔をしていたし野次馬連中が争ってヘルナー山頂へ急いだときも、彼はその仲間には加わらず、相変わらず屋根裏に近い彼の部屋にくすぶっていたことをドレゴは知っていた。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
まさかに刀をぬいて斬り払うわけにも行かないので、騒ぐなとか、静かにしろとか云って、しきりに制しているけれども、弥次馬連はなかなか鎮まらない。
— 菊人形の昔 『半七捕物帳』 青空文庫
かように悪口をつき申さば生を弥次馬連と同様に見る人もあるべけれど、生の弥次馬連なるか否かは貴兄は御承知のことと存候。
— 正岡子規 『歌よみに与ふる書』 青空文庫
頂上十二丁目、大正十二年八月摂政宮殿下御登臨之処といふ記念碑が建てられてある、眺望がよろしい、白馬連山が地平を白く劃つてゐる。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫
作例 · 標準
浮世絵の版画制作には、馬連(ばれん)という道具が欠かせない。
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彼は職人の手で作られた伝統的な馬連を大切に使っている。
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馬連を使って紙をこすり、版木からインクを転写する。
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