大株主
おおかぶぬし
名詞頻度ランク #25574 · 青空 19 例
標準
major stockholder
文例 · 用例
さて、あなたの旦那さんは、会社へ勤めておられるそうですが、その会社で良人の方は大株主ででもあるのでしょうか。
— 宮本百合子 『「我らの誌上相談」』 青空文庫
だが満州にいる誰かに雇われて働らかされに行ったのであって、われわれの内誰一人、南満州鉄道の大株主だというものはない。
— 宮本百合子 『「モダン猿蟹合戦」』 青空文庫
アンドレ・デニュウ氏は恩給で衣食しているセイヌ上流地方の退職戸籍吏のように見えたけれど、じつは彼は巴里の百貨店プランタンの大株主なのである。
— Mrs. 7 and Mr. 23 『踊る地平線』 青空文庫
伝へ聞く、ル・メルキウル・ド・フランスが初号を市に出せし時も、元より文壇不遇の士の黄白に裕なる筈なければ、やむ無く一株六十|法の債券を同人に募りしかど、その唯一の大株主たるジユウル・ルナアルが持株すら僅々四株に過ぎざりしとぞ。
— ―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 『骨董羹』 青空文庫
お次は大連の貿易商で満鉄の大株主|股旅由高。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
」 醉ひは醉つても、ふだんのやうにはしやがないで、田原は自分の會社の業態の面白くない事、それよりも内輪の重役や大株主の間に意見がもつれて困つて居る事を、彼には似ない愚痴つぽい調子で話すのであつた。
— 水上滝太郎 『大阪の宿』 青空文庫
前期の四分さへ無理だつたのに、秋になつてから一般の不景氣のあふりを喰つて業績はおもはしく無いにも拘らず、どうしても六分の配當をしろと云ふ一派の大株主の壓迫に、死物狂で戸別訪問迄して對抗策を講じたが、結局力盡きて敗れたのである。
— 水上滝太郎 『大阪の宿』 青空文庫
それまでは営業人の名は主婦良で、実際主婦が主になって営業をして来ましたが、株式会社にする時、主人を社長とし、主婦を大株主と定めたので、これは主人の書いたものですでにみな承知でしょう。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
作例 · 標準
例句