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秘宮

ひぐう
名詞
1
標準
文例 · 用例
心に宮あり、宮の奥に他の秘宮あり、その第一の宮には人の来り観る事を許せども、その秘宮には各人之に鑰して容易に人を近かしめず、その第一の宮に於て人は其処世の道を講じ、其希望、其生命の表白をなせど、第二の秘宮は常に沈冥にして無言、蓋世の大詩人をも之に突入するを得せしめず。
北村透谷 各人心宮内の秘宮 青空文庫
心の奥の秘宮の門を鎖して、軽浮なる第一宮の修道を以て世を救はんとするの弊や、知るべきなり。
北村透谷 各人心宮内の秘宮 青空文庫
彼は是れ、其秘宮の内に於て天地の精気に通じたるもの、平和の極意を得たるもの。
北村透谷 各人心宮内の秘宮 青空文庫
人|須らく心の奥の秘宮を重んずべし、之を照らかにすべし、之を直うすべし、之を白からしむべし、之を公けならしむべし。
北村透谷 各人心宮内の秘宮 青空文庫
功臣閣の秘宮を閉じて、帝御みずからの血をもって書かれた秘勅をうけてから日夜、肝胆をくだいて、「いかにして、曹操をころすべきか。
臣道の巻 三国志 青空文庫
「こんなことが、天日の下に、あってもいいものか、この地上は、人間の世か、獣の世か」 血も吐かんばかりな有様に、※慮は武士の手を借りて、むりやりに帝を抱えまいらせ、秘宮のうちへ閉じこめた。
図南の巻 三国志 青空文庫
その群衆を遠ざかり、アポローン行きて彼の宮 445建てる處のペルガモス、聖地に移すアイネアス、そこにレートウ又弓矢好める神女アルテミス、祕宮の中に彼を治し、彼に光榮あらしめぬ。
ILIAS イーリアス 青空文庫