死亡者
しぼうしゃ
名詞
標準
the deceased
文例 · 用例
安永八年十月には桜島の大噴火があって、山麓の村落に火石熱土を流して、死亡者一万六千余人、牛馬二千余頭を斃した。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
新宅祝の宴会に死亡者を出したるは、深淵氏の為め、気の毒なりしと、近所にて噂し合へり。
— 森鴎外 『鼠坂』 青空文庫
毎日の新聞に出る死亡者数の増減に依って、自分は一喜一憂した。
— 菊池寛 『マスク』 青空文庫
死亡者の氏名は、船井三郎すなわち私自身の姓名に相違なく、生年月日原籍等も私自身のそれと寸分もかわっていなかった。
— 平林初之輔 『私はかうして死んだ!』 青空文庫
彼は身許不明の死亡者として町役場へ引渡された。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
初発患者が発見つてから、二月足らずの間に、隔離病舎は狭隘を告げて、更に一軒山蔭の孤家を借り上げ、それも満員といふ形勢で、総人口四百内外の中、初発以来の患者百二名、死亡者二十五名、全癒者四十一名、現患者三十六名、それに今日の診断の結果で復二名増えた。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
初發患者が見附かつてから、二月足らずの間に、隔離病舍は狹隘を告げて、更に一軒山蔭の孤家を借り上げ、それも滿員といふ形勢で、總人口四百内外の中、初發以來の患者百二名、死亡者二十五名、全癒者四十一名、現患者三十六名、それに今日の診斷の結果で又二名増えた。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
物好きな研究家(研究家といふものは物好きと麺麭と水とだけで生きて往かれる安価な人間である)が、ある時結婚が寿命にどんな関係があるかと十万の死亡者を調べた事がある。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
今回の震災による死亡者は、過去最大規模に達すると懸念されている。
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事件現場には、死亡者を悼んで多くの花束や飲み物が供えられていた。
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警察は死亡者の身元の特定を急ぐとともに、遺族への連絡を進めている。
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