左書き
ひだりがき
名詞
標準
writing from left to right (esp. horizontally)
文例 · 用例
よくも揃うた赤インキ、ろしあまがひの左書き、先づは二三日あたらしい。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集』 青空文庫
しかし彼はそれを耳にもっていく前に、左手で鉛筆を出し、ポケットから出した紙片になにかスラスラと器用な左書きで文字をかきつけて、大川主任に手渡した。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
彼は矢印の形をした道標に、先ず、矢印を左にして左書きに、仙の倉平標と書いた。
— 坂口安吾 『我が人生観』 青空文庫
さて、その板を裏返しにして、又、左書きに、仙の倉平標を書いた。
— 坂口安吾 『我が人生観』 青空文庫
板を同じ方向のまま裏返しにすれば字が上下逆さまになるから、上下逆さまにならないように裏返して、左書きに書いた。
— 坂口安吾 『我が人生観』 青空文庫
つまり表を左書きにしたから、裏は右書きにしなければ、表裏同じ方向を指さないのだが、彼はそこまで気がつかずに、上下逆さまにならないことにだけ注意して、どっちも左書きにしてしまったのである。
— 坂口安吾 『我が人生観』 青空文庫
彼は、両面上下をそろえて左書きの結果が、アベコベを指し合うことを気付かなかったのであろう。
— 坂口安吾 『我が人生観』 青空文庫
この絵には署名こそ「劉生」とあれ、落款の印章はまだ作られてゐなかつたと見えて、墨書した劉生の下に朱書きで劉の字の左書きが文様風に添へてあるのである。
— 木村荘八 『岸田劉生の日本画』 青空文庫
作例 · 標準
現代の日本語の文章は、通常、横書きの左書きが主流である。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この書類は左書きで記入するように指示されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
英語は左書きが基本なので、日本語の縦書きに慣れるまで時間がかかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash