盤根錯節
ばんこんさくせつ
名詞
標準
hard-to-penetrate event
文例 · 用例
善し善し、盤根錯節に遇はずんば。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
かく、一葉毎に、五七語づゝ、注の空白となれるもの、これぞ此編輯業の盤根錯節とはなりぬる。
— 大槻文彦 『ことばのうみのおくがき』 青空文庫
この間に年月を徒費せしこと、實に豫想の外にて、およそ本書編成の年月は、この盤根錯節のためにつひやせること過半なりき。
— 大槻文彦 『ことばのうみのおくがき』 青空文庫
されども、例の盤根錯節は、たはやすく解けやらず、今はこうじにこうじて、推辭せむか、躱避せむか、棄てむ、棄てじ、の妄念、幾たびか胸中にたゝかひぬ、されど、かゝるをりには、例の遺誡を思ひ出でゝしば/\思ひしづめぬ。
— 大槻文彦 『ことばのうみのおくがき』 青空文庫
此見方を會得すると同時に、今まで彼を惱ましつつあつた思想の盤根錯節は直に消滅してしまつたのであるから、彼は確に自然の妙用を知つたと思うたのである。
— 狩野亨吉 『安藤昌益』 青空文庫
男まさりな宿のかみさんは婦人としての教養もろくろく受ける機会のなかったような名もない町人の妻ではあるが、だんだん彼も付き合って見て、盤根錯節を物ともしないそのまれな気質を彼も知っていた。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
長年の癒着による組織の盤根錯節を解きほぐすのは至難の業だった。
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彼の説明は盤根錯節した問題をさらに複雑にした。
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これはまさに盤根錯節の事態で、一筋縄ではいかない。
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