沙魚
はぜ
名詞
標準
文例 · 用例
おつなものは岡三鳥の作つた、岡釣話、「あれさ恐れだよう、」と芸者の仮声を隅田川の中で沙魚がいふんです。
— 泉鏡花 『いろ扱ひ』 青空文庫
そんな時、その川で沙魚でも釣っていたかったですね。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
手を払って、「ははあ、岡沙魚が鳴くんだ」 と独りで笑った。
— 泉鏡花 『海の使者』 青空文庫
中 虎沙魚、衣沙魚、ダボ沙魚も名にあるが、岡沙魚と言うのがあろうか、あっても鳴くかどうか、覚束ない。
— 泉鏡花 『海の使者』 青空文庫
「こういう時、こんな処へは岡沙魚というのが出て遊ぶ」 と渠は言った。
— 泉鏡花 『海の使者』 青空文庫
「岡沙魚ってなんだろう」と私が聞いた。
— 泉鏡花 『海の使者』 青空文庫
「陸に棲む沙魚なんです。
— 泉鏡花 『海の使者』 青空文庫
格子へ飛びつくというから、だぼ沙魚のようになりやがった。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫