羔
羔
名詞
標準
文例 · 用例
是れ人々の生贄の羔を飾れるなり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
身長九尺六寸といわれる長人孔子の半分位しかない短矮な愚直者子羔。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
子羔を振切って内門の所まで来ると、果して中から閉っている。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
魯に在って遥かに衛の政変を聞いた孔子は即座に、「柴(子羔)や、それ帰らん。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
ホワイトの『セルボルン博物志』には、蝮の子は生まるると直ぐ歯もないくせに人を咬まんとす、雛鶏|趾なきに蹴り、羔と犢は角なきに頭もて物を推し退くと記した。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
それ羔犢角なきに衝く真似し歯もなき蝮子が咬まんとするは角あり牙ある親の性を伝えたに相違ないが、件のコープの説に拠ると、いずれも最初に衝こう咬もうという一念から牛羊の始祖は角、蝮の始祖は牙を生じたのだ。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『春秋繁露』におよそ卿に贄とるに羔を用ゆ。
— 羊に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
羔、角あれども用いず、仁を好む者のごとし。
— 羊に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫