抄記
しょうき
名詞
標準
文例 · 用例
医学史の記載中脚註に墓誌と書してあるのは、当時墓について親しく抄記したものだというのである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
一八五九年板『ノーツ・エンド・キーリス抄記』一二頁に、英国の南ノーサンプトンで病室を白鼠が過ぐると見れば、患者必ず死すと信ずと載す。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
英国の民間療法に鼠を用ゆる事多い中について、鼠を三疋炙って食わばどんな寝小便でもやまるという(『ノーツ・エンド・キーリス抄記』一六四一頁)。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
今試みに巽斎自身のその間の消息をもの語つた伝記の数節を抄記すれば、――「余幼少より生質軟弱にあり。
— 芥川龍之介 『僻見』 青空文庫
仙台発行の『河北新報』に報ずるところを抄記して、その一例としよう。
— 井上円了 『おばけの正体』 青空文庫
そして『新勅撰集』中の定家自撰の歌を掲げるといって、その十五首を抄記している。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫