欽差
きんさ
名詞
標準
文例 · 用例
で五歳位になりますと、いよいよその子供をラサの政府へ迎えますが、その取極め方はシナの欽差駐蔵大臣と、それから法王が逝れて後政治を司って居るところの代理の法王とが立ち会い、総理大臣および大蔵、陸軍、宮内、教務等の大臣達とその次官のごとき者が皆集まるです。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
祈祷が終ると前にいうた通りの高位高官の人々が立会の上で、封のしてある甕をよく検めその封を切って蓋を開けると、欽差駐蔵大臣が象牙の箸を持って、眼を塞ぎながら甕の中へ突っ込んで一つだけ摘まみ出すです。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫