素朴実在論
そぼくじつざいろん
名詞
標準
naive realism
文例 · 用例
現実の存在そのものを特に「経験」と称するのは、さきにも記したごとく、存在をそれ自体において完了したものと見なすところの、したがってそれを特に運動において把握することなく、かえって静的なるものに固定する傾向を含むところの、素朴実在論から我々を出来る限り截然と区別するためである。
— 三木清 『マルクス主義と唯物論』 青空文庫
私のような原始的素朴実在論者は忽ちかぶれてハヽア、文学とはそういうものかと思いつめる始末だから、あさましい。
— 坂口安吾 『私は誰?』 青空文庫
模写説は普通の「哲学概論」によると、素朴実在論に立脚する認識理論だということになっている。
— 戸坂潤 『科学論』 青空文庫
模写説乃至素朴実在論は、素朴であり、常識的であり、没批判的で独断的だから、誤っている、というのが常である。
— 戸坂潤 『認識論とは何か』 青空文庫
それはさておき、所謂素朴実在論なるものは、吾々の現に認識している通りが実在の姿だとする子供らしい仮定だと説明されている。
— 戸坂潤 『認識論とは何か』 青空文庫
実在論の最も典型的な模型は、素朴実在論である。
— 戸坂潤 『辞典』 青空文庫
さてこういう風に弁護された限りの所謂素朴実在論とは、要するに唯物論の認識論のことに他ならない。
— 戸坂潤 『辞典』 青空文庫
事実唯物論はそれが素朴実在論であるということによって非難されて来た。
— 戸坂潤 『辞典』 青空文庫
作例 · 標準
哲学の授業で、素朴実在論とそれに対する批判について学んだ。
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子供は、世界を素朴実在論的な視点で見ていることが多い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は、あらゆる情報をそのまま信じる素朴実在論的な傾向がある。
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ウィキペディア
素朴実在論 とは、実在論の一形態で「この世界というのは、自分の眼に見えたままに存在している」とする考え方のことである。
出典: 素朴実在論 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0