下手人
げしゅにん
名詞
標準
offender (esp. murderer)
文例 · 用例
そうして翌朝になって銘々の絹帷子を調べ「少しも皺のよらざる女一人有」りそれを下手人と睨むというのがある。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
しかし下手人は決して分らない。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
藤吉だって悪い人間じゃあない、根は正直者なんですから、たとい粗相とは云いながら相手を殺した以上は、自分も下手人に取られなければならない。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
「それが心中の片相手ならば下手人にもなりますが、女は自分ひとりで死んだんですから、男は別に構ったことはありません。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
あの人が御座りゃあ下手人は一|刻の間にわかる」「いったい何処の娘かいナ」「今和尚さんが言い御座ったろうが。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
早や……下手人が……お……おわかりになりましたので……」 そう言ううちに和尚はモウ眼を白くして膝頭を戦かせ始めた。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
下手人どころか……まだ斬られた女の身の上さえ、わかっちゃおらん」「ゲエッ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
「……ど……どうして御存じ……」「タッタ今、臭いと思いましたがな……」「ソ……それではあの母様が下手人……」 和尚は一層、青くなって唇を舐めた。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
作例 · 標準
警察は、未だに事件の下手人を見つけられずにいる。
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歴史ドラマで、下手人を捕らえる場面が描かれていた。
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彼の供述により、ついに下手人が明らかになった。
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ウィキペディア
下手人(げしゅにん、げしにん)は、解死人に起源を有する江戸時代に使われていた犯罪に関する語で、以下の意味を持つ。殺人犯。 庶民に科されていた6種類の死刑の一種。 上記の刑罰に該当する犯罪行為を行った犯罪者もしくはその身代わり。
出典: 下手人 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0