乱売
らんばい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
selling at a fire-sale price
文例 · 用例
この順序が解っているから両会社も市中の乱売者を取り締ることが出来ない。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
」 と主人は此方に手を伸ばすと、見得もなく、婦人は胸を、はらんばいになるまでに、ずッと出して差置くのを、畳をずらして受取って、火鉢の上でちょっと見たが、端書の用は直ぐに済んだ。
— 泉鏡花 『女客』 青空文庫
くちが堅く入っていたのを、ト取ろうとすると、占っていたので、高島田にさした平打を抜いて、蓮葉に、はらんばいになったが、絹蒲団にもつかえたか、動きが悪いから、するりと起き上って、こう膝を立てていましたッてね。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
はははは作平さん、まあ、話しなせえ、誰も居ねえ、何ならこっちへ上って炬燵に当ってよ、その障子を開けりゃ可い、はらんばいになって休んで行きねえ。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
さと (そこへ立ちすくんだまま返事が出来ずにゐる)とみ ムツシユウ・真壁、をらんばい。
— 岸田國士 『牛山ホテル(五場)』 青空文庫
あんたが覚えとっても、お婆さんが覚えちょるとは限らんばい。
— 梅崎春生 『幻化』 青空文庫
……あの水の美しさは、只見た人のみがこれを知る……三人から、はるかに後れて、岩をいくつもいくつも越したり、一坪か二坪ばかりの白い砂地に靴のあとをつけたりして行くうちに、ふと、大きな、丸い岩にはらんばいになって、しきりに下の水をのぞいている北沢の姿を発見した。
— 石川欣一 『可愛い山』 青空文庫
はらんばいになってのぞくと、下は水が物凄いたまりをなして、くるくる渦をまいている。
— 石川欣一 『可愛い山』 青空文庫
作例 · 標準
不況の煽りを受け、あの店では在庫処分のため衣料品の乱売が行われている。
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新規参入した企業が、市場シェアを奪うために商品を乱売した。
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粗悪品が乱売されると、真面目に作っているメーカーが迷惑する。
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