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全権大使

ぜんけんたいし
名詞
1
標準
ambassador plenipotentiary
文例 · 用例
巴里の安料理 少し話は旧いが、前代義士のO氏が、媾和全権大使西園寺侯のお供をして、巴里へ行つてゐた時の事、氏は何でも一ぱしの巴里通にならうとして、いろんな所へ出入をした。
初出未詳 茶話 青空文庫
」 僕は老人に導かれて千八百八十八年に巴里で歿くなつた全権大使ナホノブ、サメジマ君の墓を料らずも一|拝した。
與謝野寛、與謝野晶子 巴里より 青空文庫
日露戦争に依て寿命を延ばした桂内閣は、戦争の終局、媾和条約の非難に堪へ切れず、明治三十九年の元朝、媾和全権大使小村寿太郎の帰朝を待ち受けて総辞職に及び、一月七日、政友会総裁西園寺公望が立つて総理大臣となりかくて原敬が内務大臣となつた。
木下尚江 臨終の田中正造 青空文庫
ゴールド女史は、年齢わずかに二十九歳という若さでもって、キンギン国にとっては、最も深い意義を持つこのアカグマ国イネ州|駐剳の特命全権大使として、首都オハン市にとどまっているのであった。
海野十三 二、〇〇〇年戦争 青空文庫
東京と、華府との二ヶ所では、政府当局と相手国の全権大使とが、頻繁に往復した。
海野十三 空襲葬送曲 青空文庫
明治四年、岩倉具視の一行は特命全権大使として欧米に派遣せられ、キリスト教の正しい姿をまのあたりに見て心を動かされ、明治五年日本政府に電報をよこし、キリシタン迫害を解くにあらざればとうてい諸外国と友誼的国交を結ぶことができないと申し上げました。
永井隆 ロザリオの鎖 青空文庫
次いで千九百七年に至り、第二回平和会議の召集があったが、このたびは前回に比し、全権大使を参列させた列国も甚だ多く、その数も四十三ヵ国に達したのみならず、第一回平和会議の条約に対して多数の条項を増加し、また修正を施して、ある種類の争議はこれを義務的に仲裁裁判に付する様にした。
大隈重信 文明史上の一新紀元 青空文庫
私はここに強大なる列国の全権大使全権公使諸閣下にもご案内致しておきまして、その多数はご出席のご承諾を得た。
大隈重信 早稲田大学の教旨 青空文庫
作例 · 標準
彼女は日本政府を代表する全権大使として、国際会議でスピーチを行った。
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全権大使は、派遣先の国で最高位の外交特権を有している。
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両国の友好関係を深めるため、新しい全権大使が赴任の挨拶に訪れた。
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