頌賛
しょうさん
名詞
標準
文例 · 用例
そして柳原極堂氏の建碑の始末に関する報告があり、旧温泉郡長の大道寺一善氏が私に対する頌賛的の演説があり、私もそれに答えかたがた厚く謝辞を述べて、この碑は私の如きものの記念というよりは、故旧に対して厚い同郷諸君の徳誼の表彰碑だといって置いた。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
彼は狂わしげに法水を見て、「法水君、この自殺の奇異な点だけは、君が、十八番のストイック頌讃歌からショーペンハウエルまで持ち出してきても、恐らく説明はつかんと思うね。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
けだしアフリカの林中に日出前|毎にこの猴喧嘩するを暁の精が旭日を歓迎|頌讃すと心得たからだと。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
アレキサンダー大王、平生四種の絵具だけで城を傾くるほど高価の画を成すアペルレースも、ただこの一の色をかほど扱いあぐむ心根を不便がり、さしもわが身よりも惜しんだ寵姫を思い切ってアに賜いし、それ自ら制して名工を励ました力の偉なる、ペルシャ、インドの大敵を蹂躪した武功に勝る事万々とプリニウスが頌讃した。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
其処へ、支那宮廷の宴遊の方式と共に、厳り立てた園池・帝徳頌讃の文辞が入りこんで来たのだ。
— 万葉集以後の歌風の見わたし 『短歌本質成立の時代』 青空文庫
互いに出会う時には、一人が言う「祭壇の聖体に頌讃と礼拝とがありまするよう。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
そして一人がかなり長い「祭壇の聖体に頌讃と礼拝とがありまするよう」を言ってしまわぬうちに、も一人のが「永遠に」を言うことも時々ある。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
たとえば五時であると「五時にまたそれぞれの時間に、祭壇の聖体に頌讃と礼拝とがありまするよう!
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫