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残痕

ざんこん
名詞
1
標準
vestige
文例 · 用例
しかし、ぼくらの内にある古めかしい骨肉感も決して親の威圧で植えこまれた残痕ではなく、否定できない肉体上の、分身の責任感から来るものなのである。
――四半自叙伝―― 忘れ残りの記 青空文庫
藪やら古い池の残痕やらを繞って安ッぽい借家がぼつぼつ建て混み初めて来たといった風な場末であった。
――四半自叙伝―― 忘れ残りの記 青空文庫
背面の山水図とても同様で、東脇のものに山や樹木の形が比較的よくわかり、中央のに山と流れの姿が認められるものの、だいたい朱や緑青や白など顔料の残痕が朦朧と見え隠れする程度なのは惜しい限りだ。
中村清太郎 ある偃松の独白 青空文庫
作例 · 標準
古代遺跡には、かつて栄えた文明の残痕が今も残っている。
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彼女の顔には、長い病の痕跡がかすかに残っていた。
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「この傷跡、戦いの時の残痕なんだ。」
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