配り物
くばりもの
名詞
標準
present
文例 · 用例
娘の三十五日の配り物や何かについて少し相談したいことがあるから、今夜ちょいと家へ来てくれと云うのであった。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
その晩出てゆくと、配り物の話は付けたりで、師匠は弥三郎にむかって自分の家の婿になってくれないかと突然云い出した。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
何か染之助の紋の入った配り物だろう位に、思っていたものです。
— 菊池寛 『ある恋の話』 青空文庫
お中元用の配り物に新花屋のこの女から頼まれて、ちっとばかり鼻毛をのばしながら、せっせとかいたもんだよ」「パカにしちゃいけませんよ。
— 朱彫りの花嫁 『右門捕物帖』 青空文庫
勘太郎 今も申す通り、わたしも明るい體になつて世間へ出て來ましたから、近所隣へも心ばかりの配り物をいたしました。
— 岡本綺堂 『權三と助十』 青空文庫
俳優の上り下り、その都度に相当の配り物や義理|捌きをしなければ、あいつは物を知らない奴だとか、吝な奴だとか言って、有力の見物団体はおそらく顔をそむけて寄り付かないだろう。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
「それに、お宮詣りに行かないとしても、祝ってもらったところへだけは配り物をしなければなりませんからね。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
」と言うお銀に促されて、床揚げの配り物をすると一緒に、お冬へ返礼に芝居をおごったり、心配してくれた人たちを家へ呼んだりするころには、子供はまだ退院当時の状態を続けていたが、秋になってからは肥立ちも速かであった。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
作例 · 標準
引越し祝いの配り物として、タオルセットを用意しました。
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彼はお土産の配り物を忘れてしまい、慌てて買いに戻った。
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季節のご挨拶として、いつもお世話になっている方々に配り物を渡した。
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