指を折る
ゆびをおる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to count on one's fingers
文例 · 用例
更け行く閨に聲もなく、凉しい目ばかりぱち/\させて、鐘の音も聞えぬのを、徒に指を折る、寂々とした板戸の外に、ばさりと物音。
— 泉鏡花 『雪の翼』 青空文庫
……で、これは、当流においても許しもの、易からぬ重い芸でありましての、われら同志においても、一代の間に指を折るほども相勤めませぬ。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
もう三年か四年かと、指を折るほど前に、七十五日も通越したから、更めて思出すほどでもなし、おいそれと言に従いて、極りの悪い思をさせるでもなかろう。
— 泉鏡花 『沼夫人』 青空文庫
夢中で居ながら、あれ、誰が来て怨む、彼が来て責める、咽喉を緊める、指を折る、足を捻る、苦しい、と七転八倒。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
指を折るさえ難儀な位じゃ。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
反動がずいぶん非道くてビックリしたけども、逆手に持った引金の引き方をウルフから教わっていたので、指を折るようなヘマな事はしなかった。
— 夢野久作 『ココナットの実』 青空文庫
若し毆打して相手を負傷させ、その結果手足の指を折ると、他人同志の場合には、徒一年の罪を受けるが、兄※に對する場合は、流三千里に處して、凡人より七等重く、伯叔父母を毆打負傷させた場合は、絞罪に處して、凡人より八等を加重する。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
折傷と云ふのは手の指を折るとか齒を折ると云ふやうな比較的重い傷であります。
— 桑原隲藏 『支那の古代法律』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は約束の日まで、指を折って数えていた。
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もうすぐ誕生日だと、指を折って教えてくれた。
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楽しみなイベントまであと何日かと、子供は指を折って計算していた。
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