何回でも
なんかいでも
副詞
標準
any number of times
文例 · 用例
「……何回でもそんなことが云えた義理じゃあるめえ!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
そして空間概念は――吾々は何回でも繰り返す――常識的概念であった。
— 戸坂潤 『空間概念の分析』 青空文庫
足りなければ何回でもお詫します。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『ふみたば』 青空文庫
それは、あまりに人間が安易な想像にのみよって製作していると常にそれが自然とのよき連関によって成立ってさえいればいいが、ついややもすると、単なる想像によって画家は知っているだけの同じ事を同じ色彩と同じ手段によって何回でもくり返す傾向を生じてくる。
— 小出楢重 『油絵新技法』 青空文庫
それから子供は男女を問わず、両親の意志や感情通りに、一日のうちに何回でも聾と唖と腰ぬけと盲目とになることが出来るのである。
— 芥川龍之介 『侏儒の言葉』 青空文庫
それから子供は男女を問はず、両親の意志や感情通りに、一日のうちに何回でも聾と唖と腰ぬけと盲目とになることが出来るのである。
— 芥川龍之介 『侏儒の言葉』 青空文庫
事実といふことより伝説の方が何回でも繰返すのですから伝説の世界に這入つた方が広く長い命を持つて来るわけです。
— 折口信夫 『真間・蘆屋の昔がたり』 青空文庫
白石はさう考へて来由の詮議は後まはしにして、先づその前何回でも審問を開いて、欧羅巴の事情を得心ゆくまで問ひたゞし、そのあとで切支丹の問題にふれる予定を立てゝゐた。
— ――ヨワン・シローテの殉教―― 『イノチガケ』 青空文庫