来昔
らいむかし
名詞
標準
文例 · 用例
趙の父親は元来昔からの家柄の紳士で、韓国時代には相当な官吏をしていたものらしい。
— 中島敦 『虎狩』 青空文庫
由来昔から魔女が自分の愛する者をいつまでも自分のところにとめておきたいと思うとき、その人の体のまわりに輪を描くのがしきたりですからね。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
是に對しては平田篤胤などもよほど面白い解釋をして居りまして、元來昔は制度としては出來ない筈であつたのが、一般にさういふ風に大神宮へ物を奉るやうになり、家毎に神の棚をしつらへて祭りをするといふのは、偏へに神の御心でかやうに成り來つたること申すまでもないと言つて居ります。
— 内藤湖南 『應仁の亂に就て』 青空文庫