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籠目

かごめ
名詞
1
標準
woven-bamboo pattern
文例 · 用例
墓前花堆うして香煙空しく迷う塔婆の影、木の間もる日光をあびて骨あらわなる白張燈籠目に立つなどさま/″\哀れなりける。
寺田寅彦 半日ある記 青空文庫
しかるに、籠目、麻葉、鱗などの模様は、三角形によって成立するために「いき」からは遠ざかって行く。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
川上の紅葉が水のまにまに流れて来て、蛇籠の籠目や、瀬の縁に厚い芥となつて老いさらばつてゐた。
岡本かの子 青空文庫
籠目でつくつた真赤なる大達磨を被つた一隊は、おそらくは達磨も花に浮れて手を出し脚を伸し――といふ趣向なのだらうが、逞ましい腕を宙に振り、馬のやうに精悍な脛も露はに、節面白く踊り出した光景は、まことに観る者の胸をも浮き立たせずには置かなかつた。
牧野信一 創作生活にて 青空文庫
矢代の足先きに花のようなものや、道と芝生の境いの籠目の金がひっかかったりした。
横光利一 旅愁 青空文庫
敢へて「籠目のまといはこはすとも」と豆辰の女房が、夫を励ました十番め組のものには限らないのであつた。
折口信夫 まといの話 青空文庫
野営地に着く早々、天幕を張れというのを聞き入れず、大鉈を揮って頃合いの木を伐り、四本の柱と四本の横木を用いて骨組を済すと、枝を籠目に編んで四方を囲い、白檜の皮を巧に剥ぎ取って屋根を葺き、羽目を当て、床を張り、ものの四十分と経たぬ中に一坪余りの小屋が出来上る。
木暮理太郎 鹿の印象 青空文庫
頭の上では偃松の枝が手早く籠目を組んで、素知らぬ顔をしている。
木暮理太郎 黒部川奥の山旅 青空文庫
作例 · 標準
この屏風には、繊細な籠目の模様が施されている。
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夏用の浴衣は、涼しげな籠目の柄を選んでみました。
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伝統工芸品には、職人の技が光る籠目の編み方がよく見られます。
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ウィキペディア

籠目(かごめ)とは、竹や籐などで編んだ籠の網の目、または竹かごの編み目のような模様のことである。編み目の種類には、基本となる六つ目編み、四つ目編み、ござ目編み、網代編み、さらには、異なる太さのひごを駆使した波網代や、麻の葉編み、松葉編み、やたら編みといった装飾的な特徴を高めたものなど、用途に応じて様々なパターンがある。

出典: 籠目 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0