羽球
うきゅう
名詞
標準
badminton
文例 · 用例
ホヤの中にほうっと呼気を吹き込んでおいて棒きれの先に丸めた新聞紙できゅうきゅうと音をさせて拭くのであった。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
いつも黒紋付に、歩くときゅうきゅう音のする仙台平の袴姿であったが、この人は人の家の玄関を案内を乞わずに黙っていきなりつかつか這入って来るというちょっと変った習慣の持主であった。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
「ばかいえ貴様、そうきゅうにわかってたまるものか。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「それ、姉ちゃんのお見舞いに呉れたのね、自分で買って来たの」「ああ」「それを買うおあし、お母さんにいくら貰ったの」「二円だい」 女中がきゅうきゅう笑った。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
あと、みんな、あんたのに取っちゃうの」 室子はわざと驚いた風をすると、女中がまたきゅうきゅうと笑う。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
「何だい、鳴るじゃあないか、きゅうきゅういってやがら、おや、可訝いな。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
博士や教授や勅任官|抔の事を念頭にかけて、うんうん、きゅうきゅう云っていられるものじゃない。
— 夏目漱石 『入社の辞』 青空文庫
」と、自分たちの談話室では庄亮が湯上りの浴衣の胸をはだけて、濡れ手拭で、きゅうきゅうと、まだ紅みの残ったその首筋を拭き出した。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
例句