臨御
りんぎょ
名詞
標準
emperor's visit
文例 · 用例
石井氏は明治天皇の臨御になつた三條公の邸宅を買つて白鬚橋畔に之を奉安し、自もまた傍に住んだが、この家の後ろ横にも、その土藏を移した。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
石井氏は明治天皇の臨御になつた三条公の邸宅を買つて白鬚橋畔に之を奉安し、自もまた傍に住んだが、この家の後ろ横にも、その土蔵を移した。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
一月中旬に入りて昇進任命などにあへる士官とともに、奥のおん目見えをゆるされ、正服着て宮に参り、人々と輪なりに一間に立ちて臨御を待つほどに、ゆがみよろぼひたる式部官に案内せられて妃出でたまひ、式部官に名をいはせて、ひとりびとりこと葉を掛け、手袋はづしたる右の手の甲に接吻せしめ玉ふ。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
一月中旬に入りて昇進任命などにあえる士官とともに、奥のおん目見えをゆるされ、正服着て宮に参り、人々と輪なりに一間に立ちて臨御を待つほどに、ゆがみよろぼいたる式部官に案内せられて妃出でたまい、式部官に名をいわせて、ひとりびとりことばをかけ、手袋はずしたる右の手の甲に接吻せしめたもう。
— 森鴎外 『文づかい』 青空文庫
幾分、天子神秘観がへつたところへ、支那風の臣屋臨御の風を知つて、自由な気分が兆して居た為もあらう。
— 折口信夫 『まれびとの歴史』 青空文庫
そしてオリョールで一泊ということになり、その晩はカミョンスキイ伯の劇場に臨御になるはずであった。
— TUPEJNYJ HUDOZHNIK 『かもじの美術家』 青空文庫
皇帝は、自らの手本によって農民を鼓舞せんがために自ら臨御し、荘重に数歩の土地を耕作する。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
二神かくして議を終り別る、テチスは晃燿のウーリュンポスを辭し去りて波千仭の底深く、ヂュウスは彼の神殿に――その時諸神の中にして居ながら待てる者あらず、おの/\其坐立ち上り、臨御を迎ふ一齊に。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
作例 · 標準
式典には天皇陛下が臨御あそばされ、会場は厳かな雰囲気に包まれた。
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歴史書によると、この地はかつて天皇の臨御を賜った栄誉ある場所だという。
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国民は、被災地への天皇陛下の臨御を、固唾をのんでテレビで見守った。
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