無線電話
むせんでんわ
名詞名詞-の形容詞
標準
cordless telephone
文例 · 用例
なおこれを改良して近頃は符号などは用いず、言語をそのままに送るいわゆる無線電話が出来るようになった。
— 寺田寅彦 『無線電信の近状』 青空文庫
無線電話で召集でもされたかと思うように一時にあちらからもこちらからも飛んで来るのである。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
(明治四十年十月十五日『東京朝日新聞』) 二十 ボートレースに無線電話 今年の七月、北米の大湖エリーの水上で端艇競漕のあった時、その時々刻々の景況を陸上に報ずるためテルマと名づくる小蒸気船に無線電話機を載せて現場に臨ませた。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
これがおそらく無線電話の実用された最初の例であろう。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
とこう書いた途端にオレの脳裏には、「通信可能の我がマシンとどこがどう違うわけ」とガンをとばすネットワーカーの凶相が浮かんだが、ここで言う電話とは、外出先に番号ごと付いてきてくれる無線電話である。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
この無線電話にコンピューターの機能を与えてシャカシャカと遺伝子を組み替え、タマゴを作る。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
最初は思ったとおりいかなかったのでいろいろと部分部分を幾度も作りかえてついに最初の機械の百五十倍に達する感度を備えた装置を作り上げ、これで数万光年に相当する遠距離にある遊星からの無線電話もたやすくとらえたうえで、これをエスペラント語に変調して聴かれるように考案したのであった。
— 海野十三 『放送された遺言』 青空文庫
『放送された遺言』は、僕の書いた科学小説の第二作であって、昭和二年「無線電話」という雑誌に自ら主唱し、友人|槙尾赤霧と早苗千秋とに協力を求めて、三人して「科学大衆文芸」というものを興したが、そのときに書いたものである。
— 海野十三 『『地球盗難』の作者の言葉』 青空文庫
作例 · 標準
かつては高級車にしか搭載されていなかった無線電話も、今では誰もが携帯している。
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事務所の固定電話を無線電話に替えたら、長電話をしながら書類を探しに行けて便利だ。
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昔の刑事ドラマに出てくる大きな受話器の無線電話は、今見ると時代を感じさせる。
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ウィキペディア
無線電話(むせんでんわ)は、電波を利用して、音声等の音響信号を伝送する技術である。ただし、電波法では第2条第3号で「音声その他の音響を送り、又は受けるための通信設備」と定義し、電気的設備を指すものとしている。これは戦前の逓信内部の慣用を踏襲したもので、現在の電波法令の解釈にあたっては留意を要する。無電(むでん)と略されることがある。
出典: 無線電話 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0