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角帽

かくぼう
名詞
1
標準
mortarboard
文例 · 用例
食堂では角帽の中学生が恋人の女学生の話しをしている。
吉行エイスケ 飛行機から墜ちるまで 青空文庫
ただ中学生の自分が角帽をかぶり、少年のSちゃんが青年のS君になっていつのまにか酒をのむことを覚えていたくらいであった。
寺田寅彦 銀座アルプス 青空文庫
インキの壺を、ふらここの如くに振つて、金釦にひしやげた角帽、かまひつけぬ風で、薄髯も剃らず遣放しな、威勢の可い、大學生がづか/\と入つて來た。
泉鏡太郎 松の葉 青空文庫
はやしのなかにふる霧は、 蟻のお手玉、三角帽子の、一寸法師のちいさなけまり」 霧がトントンはね踊りました。
宮沢賢治 虹の絵具皿 青空文庫
」雪狼のうしろから白熊の毛皮の三角帽子をあみだにかぶり、顔を苹果のやうにかがやかしながら、雪童子がゆつくり歩いて来ました。
宮沢賢治 水仙月の四日 青空文庫
角帽に白十字の襷をかけ、あれなる間道を突撃する一隊はナポレオンの近衞兵。
萩原朔太郎 宿命 青空文庫
クリスマスのお祭りの、紙の三角帽をかぶり、ルパンのように顔の上半分を覆いかくしている黒の仮面をつけた男と、それから三十四、五の痩せ型の綺麗な奥さんと二人連れの客が見えまして、男のひとは、私どもには後向きに、土間の隅の椅子に腰を下しましたが、私はその人がお店にはいってくると直ぐに、誰だか解りました。
太宰治 ヴィヨンの妻 青空文庫
鼻下に薄髭を生やし、私より少し年上のように見えたが、でも、緑線を附けた医専の角帽はまだ新しく、帽子の徽章もまぶしいくらいにきらきら光って、たしかに今秋の新入生に違いなかった。
太宰治 惜別 青空文庫
作例 · 標準
卒業式で一斉に角帽を空高く投げ上げる光景は、欧米の大学における伝統的なセレモニーだ。
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「見て、この角帽の房を右から左へ移すのが、学位を授与された証なんだって」
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海外の大学の卒業記念写真では、ガウンを羽織り角帽を被って誇らしげに微笑む学生たちの姿が印象的だ。
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2
標準
(square) academic cap formerly worn by Japanese university students
作例 · 標準
かつて、早稲田大学の学生といえば、角帽に高下駄、そして腰に手ぬぐいというスタイルが定番だった。
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「へぇー、昔の日本の大学生はこんな四角い帽子を日常的に被って街を歩いていたんだね」
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祖父の古いアルバムを開くと、角帽を斜めに被って仲間と肩を組む若かりし日の姿があった。
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