無門関
むもんかん
名詞
標準
The Gateless Barrier (13th century collection of koans, compiled by Chinese monk Wumen)
文例 · 用例
それかと思うと、その頃|碧巌を見たり無門関を見たりしていたので、禅定めいた contemplatif な観念になっている時もある。
— 森鴎外 『カズイスチカ』 青空文庫
これさえ切れば光風|霽月、手をとってともに山中を行く、これを切るには不動智をもってすべし』などと一応もっともらしく、その実あいまいな屁理窟をつらね一刀両断に切ったのを、柳生|三巌という御用剣術家、無門関あたりから引っ張り出し、三学の説をあみ出したそうだの。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
悟道7・23(夕) 近頃|碧巌録とか、無門関とかいつたやうな禅家の書物に、所謂悟道を商売にしない、素人の学者、求道者が飛び込んで往つて新しい解釈を試みようとしてゐるのは面白い現象である。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
朝、無門関第一則――趙州狗子。
— 種田山頭火 『松山日記』 青空文庫
無門関第二則、百丈野狐。
— 種田山頭火 『松山日記』 青空文庫
不眠、明方ちかくまで睡れなかつた、無門関を読んだ。
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
今晩も早寝が出来ないので無門関を読む。
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
夜ふけるまで不眠、無門関第五則「香巌上樹」、初めて読む公案である。
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
作例 · 標準
禅の修行者にとって、無門関に収められた公案を解くことは大きな壁である。
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「無門関」の序文には、門がないことが真理への入り口であると記されている。
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彼は毎朝、無門関の一節を読み耽り、己の精神を研ぎ澄ませている。
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