煮立ち
にたち
名詞
標準
文例 · 用例
炉に掛けた雪平の牛乳も白い泡を吹いて煮立ちました頃、それを玻璃盞に注いで御二階へ持って参りますと、旦那様は御机に倚凭って例の御調物です。
— 島崎藤村 『旧主人』 青空文庫
タンクの水がくらくらと煮立ち、やがてしゅっと噴き出した霧の前に坐ると、私はひどく気味が悪くなって来た。
— 北條民雄 『眼帯記』 青空文庫
まず縦に二つ割にして、中身に縦横|格子形に筋をつけ、なるべく底を疵附けぬようにして、そこへ好い油を少し引き、網を乗せた炭火にかけ、煮立ち始めると、蒂を左の指で持って、箸で廻りからそろそろ剥します。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫
男は頭を鍋に入れ、ひと煮立ちさせた。
— NEIL O’CARREE 『ニール・オキャリー』 青空文庫
鍋に入れて、ひと煮立ちさせた。
— NEIL O’CARREE 『ニール・オキャリー』 青空文庫
それから頭を鍋に入れて、ひと煮立ちさせた。
— NEIL O’CARREE 『ニール・オキャリー』 青空文庫