平瓮
ひらか
名詞頻度ランク #40585 · 青空 2 例
標準
flat earthenware dish (used for divination)
文例 · 用例
また伊迦賀色許男の命に仰せて、天の八十平瓮七を作り、天つ神|地つ祇の社を定めまつりたまひき。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫
樹脂の香に 朝は悩まし うしなひし さまざまのゆめ、森竝は 風に鳴るかなひろごりて たひらかの空、 土手づたひ きえてゆくかなうつくしき さまざまの夢。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
どうしても大寒の頃でなければならぬわけがあるのだが、しかし、そのわけは、あとで言う事にして、何の宴会であったか、四五十人の宴会が弘前の或る料亭でひらかれ、私が文字どおりその末席に寒さにふるえながら坐っていた事から、この話をはじめたほうがよさそうである。
— 太宰治 『チャンス』 青空文庫
二十箇ほどのガス燈が小屋のあちこちにでたらめの間隔をおいて吊され、夜の昆蟲どもがそれにひらひらからかつてゐた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
二十箇ほどのガス燈が小屋のあちこちにでたらめの間隔をおいて吊され、夜の昆虫どもがそれにひらひらからかっていた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
彼の机の上には、一冊の書物が、ひらかれたまま置かれていた。
— 太宰治 『母』 青空文庫
たったいままで読んでいたという形のつもりかも知れないが、それもまた、あまりにきちんとひらかれて置かれているので、かえって彼が、その本を一ページも読まなかったのではなかろうかという失礼な疑念がおのずから湧き上るのを禁じ得なかったくらいであった。
— 太宰治 『母』 青空文庫
その年の秋、二つ井戸天牛書店の二階広間で、校長肝入りの豊沢広昇連中素人浄瑠璃大会がひらかれ、聴衆百八十名、盛会であったが、軽部武寿こと軽部武彦はその時初めて高座に上った。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
作例 · 標準
古代の遺跡から、神事に使用されたと思われる平瓮が多数出土した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
巫女が平瓮を使って神の意を占う儀式が行われた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この博物館では、縄文時代の平瓮を見ることができる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash