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聳やかす

そびやかす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to raise (usu. one's shoulders, with a jaunty, swaggering effect)
文例 · 用例
かく近づいた跫音は、件の紫の傘を小楯に、土手へかけて悠然と朧に投げた、艶にして凄い緋の袴に、小波寄する微な響きさえ与えなかったにもかかわらず、こなたは一ツ胴震いをして、立直って、我知らず肩を聳やかすと、杖をぐいと振って、九字を切りかけて、束々と通った。
泉鏡花 春昼後刻 青空文庫
」と山本氏は肩を聳やかすやうな真似をした。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
お前さんなんか袖も何も引きちぎられちまう」 良人は得意なときには目玉を剥いて右の怒り肩をちょいと聳やかす癖がある。
矢田津世子 茶粥の記 青空文庫
今でも議論に熱して来れば、例の肩を聳やかすような口調で歯切れよく喋る。
甲賀三郎 キビキビした青年紳士 青空文庫
」と、朗らかに、若衆は笑って肩を聳やかす
国枝史郎 紅白縮緬組 青空文庫
そして地上のあらゆるものが震えながら肩を聳やかす
豊島与志雄 真夜中から黎明まで 青空文庫
いや、播磨守の憂慮はなみたいていのことではあるまい」 藤波は痩せた肩を聳やかすようにして、「ところで、わたくしの憂慮もなみたいていのことではありません。
丹頂の鶴 顎十郎捕物帳 青空文庫
「グリュナアル」の支配人のクンケルというのは、いかにも独逸人らしい率直簡明な感じのする男で、竜太郎の説明を聞くと、すっかり剃り上げた丸い顱頂を聳やかすようにしながら、「お引受けしました。
久生十蘭 墓地展望亭 青空文庫
作例 · 標準
彼は自信満々に胸を聳やかすようにして、壇上に上がった。
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子供が初めて賞を取った時、嬉しさで肩を聳やかすように跳ね上がった。
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あの政治家は、常に偉そうに肩を聳やかす癖がある。
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聳やかす(そびやかす) — 幻辞.com