開闔
かいこう
名詞
標準
文例 · 用例
詩に曰く、乾坤 果して何物ぞ、開闔 古より有り。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
正面に控えたる妻君はこれまた無言のまま箸の上下に運動する様子、主人の両顎の離合開闔の具合を熱心に研究している。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
仰せを蒙ったのは和歌所の寄人たちであり、事務には和歌所の開闔家長が何かと与っているから、和歌所の設立は撰集事業の前ぶれであったといえなくもない。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
次いで藤原|清範・藤原隆信・鴨長明・藤原|秀能を加え、源家長が開闔となった。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
尭孝は和歌所の開闔、撰者は飛鳥井|雅世であった。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
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開闔(かいこう)とは、平安時代以後に公武の機関に設置された役職の1つ。書類・文書の出納・勘査を行うことを職掌としていた。機関内部においてはおおよそ中級の地位にあったが、事務・実務部門における事実上の責任者の地位にあった。
出典: 開闔 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0