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任国

にんごく
名詞
1
標準
one's country of assignment (e.g. for an ambassador)
文例 · 用例
しかも、これらの貴族豪族は、多くは前国司の位置にあつた守とか、介とか掾などで、その任国に土着したもので、人望も厚く、各地に強力なる武士団を形成したのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
これは遙授の官で、任国には自分で往かずに、掾をおいて治めさせるのである。
森鴎外 山椒大夫 青空文庫
正道は任国のためにこれだけのことをしておいて、特に仮寧を申し請うて、微行して佐渡へ渡った。
森鴎外 山椒大夫 青空文庫
それに良人の任国へ伴われる日が近づいてくるのも心細くて、自分を忘れておしまいになったかと試みる気で、このごろの御様子を承り、お案じ申し上げてはおりますが、それを私がどうしてお知らせすることができましょう。
夕顔 源氏物語 青空文庫
日本が戦争侵略責任国として国際的処罰を受けるのは避け難いことである。
宮本百合子 私たちの建設 青空文庫
然るを人麻呂京に帰て後、嫡妻は死れける任国の間は嫡妻の京に残居しことは論なし故に初石見にて通し女なれば、依羅を京へ召上せて後妻となしたるが、其後再度人麻呂石見に下りて病死せし時は、依羅又京に残留て今日今日と我待君はの歌をば作しなるべし』(考弁)。
斎藤茂吉 人麿の妻 青空文庫
任国に妻を携ふることもありしかども、大概は不携往ことなり』(考弁)と論じてゐる。
斎藤茂吉 人麿の妻 青空文庫
男こそ、宮廷・大貴族に仕へるさう言ふ女房を、客分のやうにして迎へて、そのぷらいどに輝く思ひあがつた姿を、任国の人々の目に、ほのめかしてやるだけでも、天に上る気持ちがしたものであらう。
折口信夫 『かげろふの日記』解説 青空文庫
作例 · 標準
新しい大使は、任国での任務を果たすため、家族と共に赴任した。
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彼は任国で文化交流を深めるべく、積極的に活動している。
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長い任国生活を終え、大使は故郷へ帰国した。
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