幻辞.com

つくねん

つくねん
副詞-と
1
標準
(alone and) absentmindedly
文例 · 用例
すると少女は身体の具合が少し悪いと言って鬱いで、奥の間に独、つくねんと座っていましたが、低い声で唱歌をやっているのを僕は縁辺に腰をかけたまま聴いていました。
国木田独歩 牛肉と馬鈴薯 青空文庫
そのそばに孫娘がつくねんとして遠く海の方をながめているようである。
国木田独歩 初恋 青空文庫
石に腰をおろしてほっと呼吸を吐いて言うに言われん悲しげな顔つきをします、その顔つきを見ますと私までが子供心にも悲しいような気がしまして黙ってつくねんと母の傍に腰をかけているのでございます。
国木田独歩 女難 青空文庫
つくねんとして、一人、影法師のように、びょろりとした黒紬の間伸びた被布を着て、白髪の毛入道に、ぐたりとした真綿の帽子。
泉鏡花 露肆 青空文庫
」 とそこに一人つくねんと、添竹に、その枯菊の縋った、霜の翁は、旅のあわれを、月空に知った姿で、「早く車を雇わっしゃれ。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
」と、顔の長い見すぼらしい坊さんが、つくねんと部屋の真中に坐つたまま答へた。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
桐の花のやうに典雅でつくねんとした美しさが匂つた。
岡本かの子 過去世 青空文庫
肱掛窓を覗くと、池の向うの椿の下に料理番が立って、つくねんと腕組して、じっと水を瞻るのが見えた。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
作例 · 標準
公園のベンチに座って、彼はつくねんと鳩が地面の餌をついばむ様子を眺めていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「コラッ、そんなところでつくねんとしてないで、少しは片付けを手伝ってよ!」と母に叱られた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
誰もいない広いリビングに一人つくねんと残され、彼は言いようのない深い孤独に襲われた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
つくねん(つくねん) — 幻辞.com