逢遭
逢遭
名詞
標準
文例 · 用例
或ひは諸氏にとつて常凡市井の一例ならんも筆者が最近逢遭した或る恋愛者心理を掲げてこの稿をふさぐことにいたします。
— 岡本かの子 『恋愛といふもの』 青空文庫
「ハア」と彼はこの一寸した逢遭を、いかにも愉しげにニコニコしているのであった。
— 原民喜 『翳』 青空文庫
此夫婦神の樣式が神爭ひ・神|逢遭などの物語・行事の上にも影を落して、雙方の神を男女或は夫婦として配する風が成長して來た。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
男が通ってゆく時の或時の逢遭を詠んだものと解釈していいだろうが、比較的独詠的な分子がある。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫