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名詞
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標準
文例 · 用例
私は傷いた足で、看守長の丸を全身の力を罩めて蹴上げた。
葉山嘉樹 牢獄の半日 青空文庫
無法にもポチの背後から、風のごとく襲いかかり、ポチの寒しげな丸をねらった。
―伊馬鵜平君に与える― 畜犬談 青空文庫
お前らまだ、親爺さんの丸の中に這入っとった時分だよ。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
一緒に、丸をふり出して検査を受け、一緒に薄暗い兵営に這入って赤飯を食った。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
こいつらは、全く、丸を抜き取られてしまった、おとなしい動物だ!
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
) エルンスト・トルレル――「独逸男ヒンケルマン」「変転」(独逸男ヒンケルマンは戦争で丸を失った男の悲痛な生活を書いたものであるが、多分に人道的である。
黒島伝治 反戦文学論 青空文庫
火の奴め、苦なしでふわふわとのしおった、その時は、おらが漕いでいる艪の方へさ、ぶくぶくと泳いで来たが、急にぼやっと拡がった、狸の丸八畳敷よ。
泉鏡花 海異記 青空文庫
ほれ、こりゃ、破ると、中が真黒けで、うじゃうじゃと蛆のような筋のある(狐の丸)じゃがいの。
泉鏡花 小春の狐 青空文庫