鋳放し
いばなし
名詞名詞-の形容詞
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文例 · 用例
今じゃ笑いばなしになったけれど。
— 泉鏡花 『女客』 青空文庫
それをしも通夜の席の笑いばなしの種子にされるというのは何という果敢なくも薄手で安直な老女のいのちでしょう。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
罪だ……とは思うが、どうせ後から笑いばなしになることと、泰軒は微笑の顔を見せないように先に立つ。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
なにもかも、とど笑いばなしになるような、素晴らしい突発事が、近く待っていなければならない。
— 悲願百両 『釘抜藤吉捕物覚書』 青空文庫
近所隣りへのお土産にと、その折詰ばかりが一ぱい入れてあっただけだから、スリも後ではそんな沢山な鰻の白焼キを始末に困ったろうよと、母はよく笑いばなしにした。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
それはいいが、慌てた余りに、ぼくがあても無しに蕎麦をあつらえて行った為、母はそれから幾日間、何杯かのカケ蕎麦の代が払えず、毎日出前持ちに門口に立たれて催促され、あんなに困ったことはないと、後々もよく笑いばなしにした。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
実は底冷えする車のなかで、前には笑いばなしとして聞き過したその話を思い出して、私は別趣の感慨にさそわれずにいられなかった。
— 大鹿卓 『金山※話』 青空文庫
ちょっと、厄介事だからな』『そ、そうでしょうか』 彦兵衛のあたふた駈けてゆくうしろ姿を見送って、涼み台で又、笑いばなしが弾んだ。
— 吉川英治 『鍋島甲斐守』 青空文庫
作例 · 標準
この部品は鋳放しの状態で使用されるため、追加の表面処理は不要だ。
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鋳放し品は、加工を加える前の粗い状態だが、独特の風合いがある。
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鋳放しのままでも十分な強度を持つ特殊な合金が最近開発された。
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