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名詞
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標準
文例 · 用例
私は、いまこの井の頭公園の林の中で、一青年から頗る慇に煙草の火を求められた。
太宰治 作家の手帖 青空文庫
十九日、丙申、京都の大番、懈緩の国々の事、之を尋ね聞召さるるの後に就いて、今日其沙汰有り、向後に於ては、一ヶ月も故無くして不参せしめば、三ヶ月め加ふ可きの由、諸国の守護人等に仰せらる、義盛、義村、盛時之を奉行す。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
」と妻は慇にお辞儀をした。
太宰治 薄明 青空文庫
なるほど、バスの乗客の大部分はこの土地の人らしく、美しい姉妹に慇な会釈をする。
太宰治 律子と貞子 青空文庫
「實際あのひとの慇鄭重は、生れつきだつたらしい。
太宰治 知らない人 青空文庫
もし若者であったら、帽を取って慇に問いたまえ。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
たった、ひとりで踊場にあらわれるレデーの香入りの天蓋の下で、僕は曲線のあるウィンクを感じながら、女性の罠と、慇な精神のむなさわぎを衝ける。
吉行エイスケ 東京ロマンティック恋愛記 青空文庫
私が慇に彼女に、 ――お祝いしますよ、アダ。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫