齧り付く
かぶりつく異読 かじりつく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
標準
to bite into
文例 · 用例
「親分、今からお帰りですか」「なアに、一と飛びだ、心配するなってことよ」 門口まで送って出たお常の首っ玉にギュッと齧り付くと、「あれッ」「静かにしろよ、お常坊」 娘の頬へ、酒臭い唇を持って行きました。
— 美女を洗い出す 『銭形平次捕物控』 青空文庫
けれどもそういうものの起ったとき、無暗にこれ等の豊饒な果ものにかぶりつくのです。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
暴戻にかぶりつくのです。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
」とかぶりつくよう。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
それから先づかうして真夜中の仕事の為めに机の上の甘い梨が一つ私の仕事を終へることを待つてゐてくれるそれにかぶりつく皮のまゝ、腕白な子供のやうに。
— ―3― 『小熊秀雄全集』 青空文庫
缶をあけて、手でひとつスライスをつまみだし、かぶりつく。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
やがてめりめりと腕を食い切る、深い口をあけて耳の根まで胴にかぶりつく。
— 夏目漱石 『趣味の遺伝』 青空文庫
それでも、主人は身動きもせず、白い眼で見るだけで、――その眼が 「このルンペンめ、そんなこと云ふと、もう、うちの粥食はさんぞ」と云つてゐるやうに見えたので、外套は、がくりと首を垂れ、「いや、ほんなら、芋粥お代り」とおとなしく云つて、うまさうに、かぶりつくのであつた。
— 武田麟太郎 『釜ヶ崎』 青空文庫
作例 · 標準
空腹で、出てきたばかりの焼きたてパンに思わずがぶりと齧り付いた。
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子供は大きなリンゴを両手で持ち、夢中で齧り付いている。
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登山中、行動食のチョコレートバーに齧り付いてエネルギーを補給した。
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骨付き肉を豪快に齧り付く姿は、見ていて気持ちがいい。
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標準
to stick to
作例 · 標準
彼は一度決めたら、どんな困難があっても目標に齧り付いて離さない。
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絶壁の岩肌に必死に齧り付いて、一歩ずつ登っていった。
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発表会の練習中、彼女は楽譜に齧り付くようにして音を確かめていた。
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締め切りが迫っているので、みんなモニターに齧り付くように作業している。
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