錬
れん
名詞
標準
文例 · 用例
ああ感謝す、ああ感謝す爾は余のこの大試錬に堪ゆべきを知りたればこそ余の願を聴賜わざりしなり、余の熱心の足らざるが故にあらずして反て余の熱心(爾の恵によりて得ば)の足るがゆえにこの苦痛ありしなり、ああ余は幸福なるものならずや。
— 内村鑑三 『基督信徒のなぐさめ』 青空文庫
旧館で相当の鍛錬を積んだ人が、この新館のほうにつぎつぎと移されて来る事になっているのだ。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
屈伸鍛錬というのは、一口に言えば、手足と、腹筋の運動だ。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
道場の生活は、この屈伸鍛錬と摩擦の二つで明け暮れしていると思ってよい。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
」 そんな二人の会話を聞いて、僕はにこりともせず屈伸鍛錬を続けていたが、さすがに面白くなかった。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
八時の屈伸鍛錬の時間になっても、その形のままで、じっとしていた。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
みんな一心に結核征服を念じて朝夕の鍛錬に精進しているところなのだ。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
二時の屈伸鍛錬のときに、竹さんが部屋の前の廊下を通って、ちょっと僕の方を見たので、僕はすかさず右手で小さく、おいでおいでをした。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫