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仏工

ぶっこう
名詞
1
標準
maker of Buddhist images and altar fittings
文例 · 用例
儒者風の者、鷹匠風の者、卜笙者風の者、僧体の者、神主風の者、鍛冶風の者、瓦工、陶工、人相見、石工、仏工、医師風の者、しかしいずれも一様に、天狗の面をかぶっている。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
仏工は古来より阿弥陀如来の立像と、地蔵菩薩の立像をむつかしい物の東西の大関に例えてある。
彫刻修行のはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
世がくだるにつれて彫刻もくだり、定朝から分れた仏工がそれぞれに門閥をつくり、七条仏所、七条大宮仏所、六条万里小路仏所、三条仏所というように営業の競争をはじめ、あさましい軋轢さえ数多く伝えられ、保元、平治から、平家物語の世を経て、いよいよ鎌倉時代ということになる。
高村光太郎 本邦肖像彫刻技法の推移 青空文庫
仏工は造仏司に使役せられる一種の労働者で、われわれの考える芸術家とは全然異なった地位にあるものではなかったろうか。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
なるほど古記録には仏工の功程も他の労働者の功程と同じように数えられている。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
S氏はこわれかかった仏像を媒として昔の仏工とつき合っているだけに、いろいろ珍しい話を聞かせてくれた。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
特におもしろかったのは天平の仏工が台座の内側に残した落書きのことである。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
あの堂のなかで、あの仏像を据えつける時に、工事にあずかっていた一人の男がこういう美人の画を台座に書いている、――その光景がまざまざと心に浮かんで、当時の仏工の生きた姿を見るように感じさせた。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
作例 · 標準
京都の狭い路地裏にある工房では、熟練の仏工がノミ一つで木塊から美しい仏像を彫り出している。
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寺院の大規模な改修に伴い、全国から優秀な仏工たちが集められ、荘厳な仏具の修復作業にあたっている。
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彼は代々続く仏工の家に生まれ、幼い頃から金箔押しや漆塗りの精緻な技術を肌で学んできた。
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