一寸
いっすん
名詞頻度ランク #17769 · 青空 9495 例
標準
one sun (approx. 3 cm)
文例 · 用例
――いつたい何処までゆきなさる、――いえ、兄の嫁の危篤を知らせに、此の下の村まで一寸。
— 中原中也 『(七銭でバットを買つて)』 青空文庫
新聞に拠れば、神経衰弱が原因だし、宇野女史との恋愛なぞといふことも一寸載つてゐたが、どれも直ちに信じる気にはなれない。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
みんなむしろ邪魔されて欲しいくらゐのところへ、この挨拶は、一寸ツカないものであつた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
然し私にはそれが十年二十年で可能とは見えませんし、猶それが可能となるためにはもう一寸何かの要素が加はらなければならないのではないかと考へられます。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
全集が弘く読まれる事を希望しつつ、広告の一助にもと一寸一言申述べます。
— 中原中也 『宮沢賢治全集刊行に際して』 青空文庫
甚だ断片的な云ひ方であるけれども、一寸ピカソの言葉に同感を表してみたかつたまでである。
— 中原中也 『山羊の言』 青空文庫
扨、魂はにがい深淵だぞといふやうなことを我々日本人が云ふと、一寸そぐはない感じがしよう。
— ――人と海―― 『海の詩』 青空文庫
たゞ眠りに入る一寸前、小さい声で十分か二十分間位呟くくせがあり、その呟きに対して答へると聞きちがへてダダをこねはじめたりすることがあるのは欠点だ。
— 中原中也 『草野心平詩集『母岩』』 青空文庫
作例 · 標準
古い柱には、一寸ほどの太さの釘が使われていた。
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職人は寸分違わず、木材を一寸の長さに切り出した。
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一寸法師は、その名の通り身長が一寸しかない小さな侍だ。
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標準
little bit (of time, distance, etc.)
作例 · 標準
一寸先は闇というから、油断してはいけない。
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「まあ、一寸お待ちください。すぐにお持ちします。」
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彼の心にも、故郷への思いがほんの一寸残っていた。
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