最敬礼
さいけいれい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
a respectful bow
文例 · 用例
へたへたと最敬礼なんかして、上品もくそもあつたものぢやない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
扉の外での切羽詰まった態度はどこへやら、今までの事はどこを風が吹くかという落附きぶりを見せながらアダリーは両手を胸に当てて最敬礼をしいしい立去った。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
老人が又改めて長い最敬礼をして退くと、入れ交って空色の着物を来た最前の小供等が六人、今度は手に手に種々な化粧の道具を捧げながら行列を立てて這入って来て、藍丸王に朝の身支度をさせた。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
ところがその御飯が済むと、やがて一人の立派な軍人が這入って来て藍丸王に最敬礼を為ながら――「紅矢様が御出でになりました」 と云った。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
けれども藍丸王の行列が見えると、こんなに繁華な往来が皆一時にピタリと静まって、見る間に途を左右に開いて、馭者は鞭を捧げ畜生は前膝を折り、途行く人々は帽子を取って最敬礼をする。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
そうして帽子を取って最敬礼をしますと、やがて銀の鈴を振るような声で挨拶を致しました。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
すると私たちは椅子から立ち上つて最敬礼をする。
— 北原白秋 『孟宗と七面鳥』 青空文庫
途中で出会つた百姓どもは、この立派な馬車を見ると、(叔母さんは滅多にこの馬車で出かけなかつたので)恭々しく立ち停つては、帽子を脱いで最敬礼をした。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
作例 · 標準
彼は感謝の気持ちを込めて、深く最敬礼した。
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卒業式では、卒業生が先生方に最敬礼を捧げた。
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お客様への最敬礼は、日本の伝統的なおもてなしの心を表す。
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